No.1<ちび>
(一応♂)
現住所:misoの実家
この大きなゴミ袋と並んで見劣りしないことでおわかりかと思いますが、
そう、デブねこです。

こんなにでっかいのにどうして「ちび」?

ちびは捨てられていました。
まだ生後一ヶ月も経っていなかったと思われます。
わたしの影響ですっかりネコ派になった母は「あんなに小さくて弱々しくて
大丈夫かしら?」と気になり、何度も玄関を開けては様子を見ていました。
何度目かの時、「大変!あの子猫がいない!」母は大声をあげました。
振り向く母にわたしは黙って足元を指差しました。
そうです。ちびはちゃっかりウチに上がりこんでいたのです。
「まぁ!家の中に入っちゃったの。しょうがないわねぇ」と、言葉とはうらはら
に母はうれしそうでした。
そして、がりがりに痩せていて弱々しい姿をみて「ちび」と名づけたのです。
(よくあるパターンの「小さいから<ちび>」ってやつです。)
わたし達の心配をよそに、ちびはどんどん、どんどん、ほんとにどんどん、
大きくなっていきました。
そしてとうとう
体重が9.1sまでに成長したのです。
特に贅沢させたわけでもなく、食事は市販のキャットフードに、ほんとに時々
お刺身をあげる程度。
病院の定期的な健康診断でも特に異常はなく、なにより犬のようにぶっとい
足は、大きなお腹を支えるのに充分でしたし、その巨体でまたたく間に、町の
ボスねことなったのです。
あ、病院に連れていくと犬と間違われるのは言うまでもありません。
ちなみにねこ用のキャリーバッグには入れません。
首輪も犬用です。ははは...

スポーツ新聞よりでっかいぞー。
今は忙しいボス稼業で多少スリムになり、体重は7.9sまで落ちましたが
ボスねことしての地位は守っているようです。
ベランダの窓が開いていないと、自分で開けてでていきます。
そう、ボスねこ・ちびは今日も治安維持のため、パトロールに精をだす
毎日なのです。

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