ここは歌舞伎も宝塚も相撲もプロレスも最近はサッカーも好きなのよー!のmisoのひとり言のページです。

<No.11>
3月大歌舞伎・夜の部をみてきました。お目当ては仁左・玉の「十六夜清心」。
前半はあくまで美しく、後半の悪っぷりも楽しそうに演じているように見えたわん。玉さまは時々、そういう表情をするような。
「女暫」の時も花道のすぐ横でみていたけど、なんだかとっても楽しそうだったなぁ。
わたしは前から玉さまで「けいせい浜真砂」が見たいと思っていて、この日の悪ぶりにますます演ってほしーい!
No.12>
3月31日、「六世中村歌右衛門を偲ぶ会」に行ってきました。
もう、一年経ってしまったんだぁ...。わたしは晩年の成駒屋さんの舞台しか見ていないけど、それでもみることができただけ
でも幸せだったのね。だってこれからはほんとうに、成駒屋さんの芸は映像でしかみることができなくなってしまったのだから。
歌舞伎座で映画「京鹿子娘道成寺」をみている頃、外は雷がとどろき、ウチのほうでは雹も降ったとのこと。
お亡くなりになった時と、この日と、天気まで動かしてしまう大成駒。やっぱ、すごい!
No.13>
4月25日、歌舞伎座「四月大歌舞伎」行ってきました。
「六世中村歌右衛門一年祭・二代目中村魁春襲名披露」公演です。
「魁春」とってもすてきなお名前です。でも友人と話していると、やっぱり慣れた「松江さん」と言ってしまう。
梅玉さんも弟さんとはいえ、今までお父様の俳名だった「魁春」と呼べるのかしら?なんてよけいな心配をしてしまいました。
今回は都合で昼の部のみ観劇。昼の披露狂言は「忍夜恋曲者・将門」。前回見たときは京屋さんと成田屋さん。
そういえば「鴛鴦襖恋睦」も同じ月にやってたっけ。
姫でもない、女房でもない魁春さんを見るのは久しぶり。前半の傾城は気品があって美しい。中日過ぎた頃に出た新聞の劇評
では後半、妖しさが足りない、と書いてあったけど、魁春さんに対しては清純な姫のイメージが強かったわたしには妖艶とまで
はいかなくとも充分、妖しげに感じましたよ。
そういえば今回は見ることができなかった「弧城落月」の話をひとつ。これも前回は12年11月に上演されてたんだ。
その日はわたしはひとりで観劇。まわりは60代以上のご婦人ばかりで、右隣のお二人のうち一人は「私は見巧者。なんでも
聞いて!」といった感じで、お連れの方にいろいろ解説。その解説が声量のある方らしく(^_^;)全部聞こえるんだな、これが。
しかもその解説、七之助さんの裸武者がでてくると「橋之助よ。ほら三田寛子のダンナの。」もう一人の人が「えっ、でも橋之助
さん、でてないみたいよ」というと「あ、違ったわ、菊之助よ。」千姫がでてきても「また菊之助だわ。こういうのを早がわりっていう
のよ。」(゚o゚) お腹がひねくれちゃうくらいの笑いをこらえていたら、我當さんがでてきたのをみて「歌昇よ、歌昇」(-_-;)
そりゃ、シルエットは似てるかもしれないけどね...。この日、わたしの腹筋が鍛えられたことはいうまでもない。。。
No.14>
4月28日、待ってました〜「第32回俳優祭」に行ってまいりました〜。
着物で行くつもりでいたのが「ちょっとまてよ。あの激しい模擬店巡りをするには動きやすい格好でないと」と変更。
汗拭き用にいつもよりハンドタオルを一枚多く持って、いざ歌舞伎座へ。(このフレーズ前にも使ったわ)
始まる前に筋書きで各模擬店の場所をチェック、回る順番を友人と確認して準備万端だぜぃ。
涼しげな「あやめ浴衣」を堪能して、さあ模擬店巡りよー!吉さまのとこでカレンダーを買ったら團十郎さんのところへ。
途中、あやめ浴衣のお衣装のまま飲み物を売っていた時蔵さんを見て「時蔵さんキレイだからシャンパン買っちゃう〜」と
お目目をハートにした友人をおいて團十郎さんのところでトートバックを購入。このトートバック、なかなか優れものでしっかり
愛用しております。人だかりからやっとのことで這い出てそのままの流れで秀太郎さん・愛之助さんのお茶売り場へ。
ちょうどお茶葉がなくなる頃だったわ、ということで「たっくさんつめてくださいね。」と愛之助さんにお願いして購入。
そして二階へ。梅玉さんの画廊で梅玉さんの色紙をめぐってじゃんけん勝負。この時、なぜか「勝てる!」と思った予感が
当って希望通り購入。仁左さんにみとれながら三階に行くと幕間シアターの美しーい吉弥さんにみんなでみとれ、友人の一人
は幕間シアターを見てくるー!と中へ。わたしは魁春さんのところでジュースを飲んでひと休み。そのまま奥へと進むと突如
係の人に腕をつかまれ「あちらに並んでください!」ひょえ〜どこに連れてかれんだ〜と思ったら新之助さん・菊之助さんの
「あやめ写真館」でした。でもここは長蛇の列だし、お腹もすいたし、なんか食べようと二階の食堂へ。何か食べようと思って
二階に行ったのに、種ちゃんのあまりのかわいさにひかれて輪投げに挑戦。一つ目は飾ってある賞品を飛び越すくらい遠くに
投げてしまい失敗。でももう一つのほうはちゃんと当りで賞品をゲット。中身は背中に「kabukiza」のロゴ入りTシャツでした。
他にもあちこちめぐり歩いて大騒ぎの一日だったです〜。次回も行くぞー!
No.15>
5月16日、赤坂で開催中の「石井康治 作品展」に白くまと行ってきました。
今回は小品が中心。少し前の作品や、見たことのない作品もあり、充分堪能してきました。
石井さんは実は白くまの子供の頃からの友人で、石井さんの結婚式では白くまが司会をしたほどの仲だったそうです。
亡くなられる数年前はお互い忙しく、なかなか会う機会がなかったようですが、何年会わずにいても会った時に心から笑える
友達ってそうはいないでしょう。二人はそんな仲だったのかなぁ、と石井さんの奥様にお会いした時の様子やお母様とのお話
しの様子からそう思いました。
石井さんの作品に心酔しているねこひげでは、これからも作品展などのご紹介をしていきたいと思います。
<No.16>
5月23日、宝塚・花組公演「琥珀色の雨にぬれて/Cocktail」をみてきました。
この公演のチケットも花組の組子さんの後援会にいる知り合いからいただいたもの。ほんとみなさまありがとー!
さて、チャーリーさんの退団公演ですが、チャーリーさんは休演。チャーリーさんのダンスが見られないのはとっても残念だけ
ど、代役がけっこうハマッていたし「Cocktail」では花組みんなのチャリーさんへの思いが伝わってきました。
チケットをとってくださった方(ほんとに感謝!感謝!)から見どころを教えてもらったところ「お立ち台ダンサー」との答え。
おまけに歌劇の新人公演評で桐生園加ちゃんを「ジゴロ顔」と評していたので、見る前から友人と二人で「ジゴロ顔」「お立ち台
ダンサー」とつぶやき、とってもアヤシイ観客に...。
でも、ほんと、園加ちゃんのジゴロ顔にくらくらして帰ったおばさんなのでした。
<No.17>
6月1日、某学校の同窓会での「歌舞伎鑑賞教室/フォーラム」に行ってきました。
同窓会ですが、わたしも友人も卒業生ではありません。結構、そういう方、いたみたい。
「三人吉三」(大川端庚申塚の場のみ)を上演後、「歌舞伎ワークショップ」へ。團十郎さん、梅玉さん、松助さんはお互いを
堀越くん、河村くん、井上くんと呼び合い、それぞれ舞台設定などを説明。テレビのインタビューなどでお三方とも、お話上手
なのはわかっていたけど、知らなかった友人は團十郎さんの気の利いた冗談や梅玉さんの早口にビックリ。
歌舞伎の舞台とはまた違った面が見ることができて大満足な一日でしたわ〜。
<NO.18>
6月25日、歌舞伎座「六月大歌舞伎」を見てきました。5月に引き続き「四代目尾上松緑襲名披露」です。

5月が都合で見に行けなかったので6月は昼・夜通しで観劇。6月のお目あては「蘭平物狂」。
前回、初役で蘭平を演った辰之助(当時)がとっても良かったので、今回の襲名狂言の中でも「蘭平物狂」に注目!
席もとちりの中央が取れて申し分なしだわ。松緑(やっぱりまだ慣れない...)の蘭平は前回よりもどっしりとして(体形もね)
繁蔵を呼ぶ声は先代・辰之助の声によく似ているを思ったのはわたしだけでしょうか?
そして繁蔵の研佑くん。良かったです。最後、泣かせてちょうだいねぇ、と思っているわたし。うるうるさせてもらいました。
前回の巳之助君もよかったけど、今回の研佑くんもほんと良かった。
夜の部、松緑の口上を聞いていて、うるうるしてしまったわたし。
松緑の子供ころの舞台を思いだして「こんなに立派になってぇ...」と、まるで近所のおばさんのような心境に。
この分じゃ2004年の海老蔵襲名でも同じようにうるうるするんだろうなぁ。
考えてみたら時代劇に甘〜いマスクででていた人が今や延寿太夫となって、そのお子ちゃまが舞台にでる年になっているん
だからねぇ。わたしも年をとるわけだわ。。。
<No.19>
あんまり暑いので外に出る気にもなれず、たまった本を整理してました。
そうしたらお正月に弟が「これ、もう読んだから」と言ってくれた「Number 539・540号」を発見。
表紙は猪木さんのアップ。相変わらず元気だなぁ、猪木さん。パラパラめくっていって、じっくり読んでしまうのは「[昭和の名レス
ラーたちが語る]猪木への遺言。」
大木金太郎、上田馬之助、ストロング小林。なつかしーぃ!当時はこどもだったから、シン・馬之助組の反則攻撃に怒りまくっ
てテレビに向かって心の中で「バカヤロー!」ってやってたなぁ。いわゆる猪木信者ってやつね、わたし。今、思い出すと笑っちゃ
うこともたくさんありましたねぇ。はははは...(遠い目...)
たしか中学生の時だったな、蔵前国技館(蔵前っでっせ〜。両国ぢゃないのよ)の試合に50組100名様をご招待っていうのに
当たって、弟と行きましたよ。
メイン・イベントはたしか「飛龍十番勝負・ボブ・バックランド戦」。結末はグラウンドの応酬のうちに藤波さんがフォールされた形
になってしまい、3カウント。藤波さん、観客はもちろん、勝者のバックランドも?の状態で、しばし騒然。
結局藤波さんが「もう一回」のアピールをしてバックランドも「もちろん」ということで終わったと記憶してるんですけど。
違ったかな...ああ、またざっぷ〜んと寄る年波が...
No.20>
今回もプロレスの思い出話。あれはわたしがまだピチピチ・ギャル(古いなぁ)の時。六本木で経理のアルバイトをしてたですよ。
バイト先と銀行の間に「アントンハイセル」の事務所と「アントンリブ」があったです。ひょっとして運がよければ猪木さんに会える
かも〜なんて期待しながら働く毎日。ある日、銀行へ行く途中、交差点を渡ろうとした時、交差点の向こうに猪木さんが!
ま、まさか!本当に猪木さんに会えるなんてー!夢心地のわたしの頭の中では想像が広がる...
わたしは交差点を駆け渡り「猪木さん」と声をかける。「はい?」と猪木さんが振りかえり、わたしは「いつも応援しています!握手
してください!」と右手をだす。猪木さんはにっこり笑い握手をしてくださる。そして待たせていた車に乗って何処かへ...
現実はからだが固まって動けない...一歩も。そして、交差点の向こうの猪木さんは車に乗って去っていきました。
猪木さんを乗せた車が見えなくなるころ、やっと足が動きましたよ。ははは...
その後、現実で猪木さんに握手してもらったのは何年も経って、わたしもおばさんの世界に足を踏み入れようとしていた頃の新宿
のイベントでした。わたしの若かりし頃の↑の話を知っている友人2人が握手をしているところをそれぞれ写真に撮ってくれました。
しかーし!わたしは友人Aのカメラをみていて、猪木さんは友人Bのカメラをみていたので、できあがった写真は目線がバラバラ。
ううう...でもその写真は今でも飾ってますよ。結婚式の写真の横に。^_^;
ちなみに、アントンリブではランチを食べました。そしておやつに「ひまわりの種」を買って帰りました。

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