ここは歌舞伎も宝塚も相撲もプロレスも最近はサッカーも好きなのよー!のmisoのひとり言のページです。

No.31>
市川雷蔵の「薄桜記」をテレビで見ました。
美しい...キレイすぎるぞー!雷蔵さぁ〜〜ん!
あの勝新が雷蔵さんに対抗するために「不知火検校」方面にいったのがわかるわ。
瀕死で横たわる雷蔵さまに雪がはらはらおちるのね。き、きれいすぎる横顔...
雷蔵さんの映画は「眠狂四郎」とか「忍びの者」シリーズとかいろいろあるけど、この「薄桜記」がだんぜん気に入りました〜。
DVDででてないかなぁ。
No.32>
8月27日、納涼歌舞伎・第二部を見てきました。
納涼歌舞伎は久しぶり。8月は暑さで死んでるもんで...気合いをいれるためにも着物で観劇。
「夏の着物」は汗やらなんやら心配で浴衣以外、着たことなかったですけどね。たまたま先月、結婚式があって着物を
着てみたら、以外に暑さは洋服と変わらないことに気づきました。
と、と、舞台の方は「浮かれ心中」の勘九郎、こういう役はいいですねぇ。これが見たいがために久々に納涼歌舞伎を
見ようと思ったのですが、期待を裏切らず。最後のチュー乗りはネズミから落ちそう(というより、はずれそう)になるくらい
にノリノリ。ただ、ただ笑った一日でした。
No.33>
9月5日、歌舞伎座・昼の部を見てきました。
お目当ては「怪異談牡丹燈籠」の通し。歌舞伎によくある、実は何々..がいっぱい。これは通しでみないと訳わからん。
吉さまが忠僕・幸助と小悪党・伴蔵。取り殺されちゃう二枚目・新さんは梅玉さん。魁春さんが伴蔵女房・お峰と悪女・お国。
吉さまの幸助は声も若々しく爽やかだが、やはり「お若いのに貫禄ありますねぇ」って感じの、堂々の若党。
むしろ、幽霊と百両で取引きしたり、お国の色香に迷って女房を殺す小悪党・伴蔵がおもしろい。
しかし、長い話なので見終わった時にはちょっと疲れてしまいましたわ。
No.34>
9月16日、歌舞伎座・夜の部を見てきました。
この日は貸切日。毎年、関係者を父上に持つ友人がチケットを取ってくれます。(ありがたや〜)
「時平の七笑い」、「年増」ときて、お待ちかね「籠釣瓶花街酔醒」。
わたしが吉さまの次郎左衛門を見るのは久しぶり。だからすっごーく楽しみにしてたです〜。
思ったとおり、縁切りからセリフで泣かせます。思わず、「次郎左衛門さん、ほんとはね..」と言ってあげたくなります。
栄之丞の梅玉さんは相変わらずの二枚目ぶり。色男でそれでいて、ただのヒモには見えない上品さもあって。
わたしも騙されそう..(はっ!)
冶六・歌昇さんも主人を思う気持ちが伝わってきて、ほんとに揃った舞台。
九重の東蔵さんが立ち居振舞いが美しく、心優しい。
前回見た冶六といい、昼の部の馬士・九蔵と、まさにオールラウンド。貴重です。
<No.35>
9月21日、新橋演舞場「鶴賀松千歳泰平 上意討ち」を見てきました。
無骨な婿養子のお父さんにプライド高いお母さん、できた長男にわがまま次男とかわいい長女。
母は無骨一辺倒で出世街道を外れた父をふがいないと嘆き、父は家持妻に辟易しながらも、長男・与五郎の家督相続も
決まり、さあこれからは楽隠居と言うときに与五郎に拝領妻が来たことから笹原家の運命は一変する。
無骨一辺倒の侍は團十郎さんにはピッタリ。妻「すが」の升寿さんが「こういうお母さんいるわ」と思わせる演技。
できた長男・与五郎の新之助さん、拝領妻・市の菊之助さんの並びはとても美しい。
大詰めは賛否あるとは思いますが、大時代の衣装の團十郎さんは、やっぱりステキです。
<No.36>
9月29日、両国国技館「大至 引退相撲」に行ってきました。
大至関は押尾川部屋の関取。歌がお上手で相撲甚句はピカ一でした。
親戚が押尾川部屋の後援会に入っていることから、激励会などで何度かお目にかかっておりましたが、とても明るく
親しみやすい人。誰に対してもニコニコと写真撮影やサインに応じていた姿が印象的でした。
ここ数年はメニエール病に悩まされ大変だったようです。
両国国技館での断髪式というと、いろいろと大変だとは思いましたが、大至関の人柄からか、ほぼ満員。人徳ですな。
ところで、わたしたち夫婦は白くまの友人ご夫妻をお誘いして、桟敷で観戦。
と、前を見ると、中村橋之助さんのご子息、国生ちゃんが。あっ、宗生ちゃんもいる〜。
すっごくカワイイです〜。将来が楽しみだわ〜。
思わず友人Kちゃんに「連れて帰りたい」とメールして「やめなさい」と諌められました。
<NO.37>
10月1日、宝塚・宙組公演「鳳凰伝−カラフとトゥーランドット−/ザ・ショー・ストッパー」を見てきました。
カラフ・和央ようかさまはカッコイイです。宝塚に「あくまでも美しい」ものを求めているわたしには、スラ〜っとして
ゴージャスなお衣装が映えるたかこさんは○〜!お相手、フサさまもさすがです。冷酷で高貴な女性はハマリ役。
きらびやかな舞台に満足して帰ったのでした。
<No.38>
10月12日、歌舞伎座・夜の部に行ってきました。
今月は「仮名手本忠臣蔵」の通し上演です。赤穂義士討ち入り3百年だそうで、年末に忠臣蔵モノを見ないと落着かない
わたしとしては見逃せません。と、いいながら、スケジュールの都合で夜の部だけの観劇です。
夜の部は五・六・七段目と十一段目です。六段目「勘平腹切」は勘九郎さんが泣かせます。おかやの家橘さん休演で
代役の上村吉弥さん。俳優祭での美しい吉弥さんにホレた友人と「なぜ、ばあさんを...」と思っていましたが、これが
よかった。少し若いのは仕方がないとして、勘九郎さんと泣かせます。ちょっと上品か(?)
七段目は平右衛門・團十郎さんと、おかる・玉さんがお目当て。席だって、花道寄りを取りました。
おかる・玉さんはとにかくきれいー!花道での平右衛門とのやりとりにはボーっと見とれてしまった...
平右衛門の成田屋は足軽だけど立派。貫禄ありすぎ、という人もいましたが、玉さんと並んだところは舞台が華やかで、
キレイなもの好きのわたしは満足。
初めて歌舞伎の忠臣蔵を見た白くまも「おもしろかった」と、これまた満足!の一日でした。
No.39>
11月16日、国立劇場「通し狂言・仮名手本忠臣蔵」に行ってきました。
そう、今月は国立での通し。今回も通しなのに都合で第一部だけの観劇。
鴈治郎さん、七役やります。元気な人だぁ〜。
そりゃぁ、先月、吉さまも師直と由良之助をやりましたよ。でも、鴈治郎さんはプラス勘平・与市兵衛・定九郎・平右衛門に
戸無瀬までやっちゃうという。すごすぎ。
五・六段目では与市兵衛で殺されて、定九郎で殺し、殺されて、勘平で殺して切腹と一人舞台。
偉大なるン十代...脱帽。
No.40>
11月22日、歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」夜の部に行ってきました。
「三代目・雀右衛門七十五年祭追善」ということもあり、廿四孝は八重垣姫・雀右衛門さんはもちろん、濡衣・芝翫さん、
勝頼・菊五郎さんに團十郎、仁左衛門、富十郎さんがお付き合いの豪華な舞台。
今回は「十種香」と「奥庭」。「奥庭」では八重垣姫を芝雀さん。遠見の雀右衛門とはよく言ったもので、本当に似ていら
っしゃる。宙乗りもしてたな。
次は「秀山十種の内 松浦の太鼓」。仁左衛門さんの松浦鎮信です。わたしは吉さまの殿様が大好き!
仁左さんの殿様は吉さまとは違いますが、お二人とも殿様の風格と愛嬌は○〜!
大高源吾は三津五郎さん。この人ってほんとにうまいと思う。これまた貴重。

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